「本」カテゴリーアーカイブ

はてしない物語 出版37周年

Google日本語版トップページに2016年9月1日(木)、「はてしない物語」の出版37周年を記念するロゴ画像が表示されました。
ロゴ画像をクリックすると、作品の名場面を描いた数点の画像がスライドショー形式で表示されます。
また、画像右下の虫眼鏡アイコンをクリックすると、キーワード「はてしない物語」の検索結果が表示されます。

「はてしない物語」は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデが執筆した児童向けファンタジー小説で、1979年に出版されました。
作品の主人公は、いじめられっ子の少年バスチアン。
バスチアンは、本の中の世界「ファンタージエン」に入り込み、作品前半ではファンタージエンの崩壊を救い、後半ではファンタージエンで本当の自分を探します。

「はてしない物語」は 1984年に「ネバーエンディング・ストーリー」として映画化され、翌1985年に日本でも公開されました。
ただし、映画の結末はエンデの意図に反するもので、エンデは映画「ネバーエンディング・ストーリー」を嫌って、訴訟を起こしたりしています(結果はエンデの敗訴)。

筆者はニ十年以上前に「はてしない物語」の邦訳本を購入していていたはずで、読まないまま、今でも自宅のどこかに置いてあるはずですが、所在不明です。
本を捜索するのは大変そうなので、読みたくなったら図書館で借りるかもしれません。

Kindle Unlimited、日本で開始

Amazon.co.jp が 2016年8月3日(水)、電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」を日本で開始しました。
サービス開始時点では、月額 980円(税込み)で 12万冊以上の本、コミック、雑誌および 120万冊以上の洋書を利用できるそうです。

さっそく、Amazon.co.jp のサイトで確認してみたところ、Kindle Unlimited の読み放題対象タイトルの数は 13万9930 で、確かに 12万冊以上。

小説や漫画など、私が興味のある分野について大雑把に調べてみた限りでは、品揃えが豊富とはいえませんが、それでも読みたい本が数百冊ありました。

月額利用料金 980円は、一日あたり 33円弱。
個人的には利用価値のあるサービスだと思います。

Kindle Unlimited は、最初の 30日間は無料で利用でき、幸い、今月(2016年8月)は読書に時間を割く余裕がありそうなので、近いうちに Kindle Unlimited を利用してみるつもりです。

SF作家 平井和正、死去

SF作家で漫画原作者の平井和正氏(以下、敬称略)が死去したことが、2015年1月18日(日)に報じられました。76歳。

平井和正(ひらい かずまさ)は、1938年5月13日生まれ。
1962年に商業誌デビュー。
翌1963年、原作を担当した漫画「8マン」(作画: 桑田次郎)の連載がスタートします。

小説家としては、漫画「ウルフガイ」を小説化した「狼の紋章」を 1971年に発表し、その後、「ウルフガイ」や「アダルト・ウルフガイ」などのシリーズ作品がヒットして人気作家となりました。

1971年に発表された小説「超革命的中学生集団」は、実在の SF関係者を実名で登場させたことでも話題となった作品で、謎の宇宙人に超人的能力を与えられた 6人の中学生が活躍?します。
ライトノベルの源流の一つと言っても良いかもしれません。

1979年には、ライフワークの「幻魔大戦」シリーズの小説「真幻魔大戦」と「幻魔大戦」に取り掛かりますが、両作品とも未完のまま中断しました。

1994年、オンラインノベル「ボヘミアンガラス・ストリート」を発表。
平井和正は、日本での電子書籍出版の先駆者といえます。

私は、学生時代に「真幻魔大戦」と「幻魔大戦」を読んだことがあります。

角川文庫版の小説「幻魔大戦」全20巻と、トクマ・ノベルズ版の「真幻魔大戦」全15巻を持っていましたが、不慮の事故により、失ってしまいました。

なお、「幻魔大戦」シリーズの作品には、「ハルマゲドンの少女」(1986年)、「幻魔大戦deep」(2005年)、「幻魔大戦deep トルテック」(2008年)がありますが、私は未読です。

シリーズは「幻魔大戦deep トルテック」で一応は完結しているらしく、そのうちに読んでみたいと思っています。

宮城谷昌光「三国志」第4巻読了

宮城谷昌光の小説「三国志」第4巻を 2014年10月24日(金)の 20時半過ぎに読了しました。

この日の午前中に読み始め、昼間は断続的な読書を繰り返し、17時頃までに P80 まで読みました。
夕食後、「三国志」を読むのに専念し、予定よりも 1日早く読み終えることが出来ました。

第4巻では、孫堅の死、董卓の死、董卓の死後の数年間の情勢が描かれます。

曹操や劉備は、それぞれ、独立勢力として旗揚げしますが、第4巻の終了時点では弱小勢力に過ぎません。

未読の漫画雑誌を読んでから廃棄する作業を週に何時間か行うことにしており、明日(2014年10月25日)は「三国志」に時間を割かないつもりです。

多分、10月26日から「三国志」第5巻に取りかかることになると思います。

宮城谷昌光「三国志」第3巻読了

宮城谷昌光の小説「三国志」第3巻を 2014年10月23日(木)の 21時半頃に読了しました。

第3巻を読み始めたのは 17日でしたが、その日に読んだのは P26まで。
18日に P78まで読み、19日に P125途中まで読んだ後、「三国志」を読むのを中断してました。

10月20日からの 3日間は読書せず、その結果、2週間で 4冊読破の目標達成が厳しくなってきました。

そこで、今日(2014年10月23日)の夕食後に読書再開し、第3巻の最後まで読み終えました。

第3巻では、董卓が政治の実権を握り、後漢の王朝は形式的には存在しているものの、実質的には滅亡した状態。
様々な有力者たちが反董卓の動きを見せ、曹操や孫堅も反董卓の側で活躍します。

明日(10月24日)、第4巻を読むつもりです。

宮城谷昌光「三国志」第2巻読了

宮城谷昌光の小説「三国志」を 2014年10月12日に読み始め、その日のうちに第1巻の P260 まで読みました。

翌13日から風邪で体調を崩し、読書を控えていましたが、昨日(10月15日)の午後に再開。
15日には第2巻の P147 まで読み終えました。
今日(10月16日)の午後、2時間ほど読書し、17時半頃に第2巻を読了しました。

第1巻の P261 から巻末までは、後漢の第8代皇帝・順帝が治世した時期が描かれています。

第2巻では、第10代皇帝・質帝の即位(145年)から、黄巾の乱(184年)までが描かれています。

後漢は、順帝の治世が最後の小康状態で、その後、権力者の悪政により、国家は急速に衰えていきます。

第2巻では、劉備や曹操、孫堅が登場しますが、まだ脇役。
また、三国志の序盤の代表的な悪役である董卓も第2巻で登場していますが、まだ物語の中で暴れる場面は描かれていません。

明日(10月17日)、第3巻の前半部分を読むつもりです。

宮城谷昌光「三国志」読書開始

ここ 1ヶ月ほど、本格的な読書から遠ざかっていたのですが、ふと思い立って、今日(2014年10月12日の 17時半頃から宮城谷昌光の小説「三国志」を読み始めました。

この日は 21時半頃までの約4時間かけて、第1巻の P260 まで読みました。
第1巻の本文の最終ページは P344 なので、あと 1時間あれば読み終える見込みです。

中国の古典小説「三国志演技」は、劉備とその配下を善玉として、曹操を悪役とする構図の作品で、物語の始まりは、後漢末の黄巾の乱が起こっている時期(西暦184年)に 3人の豪傑(劉備、張飛、関羽)が義兄弟になるエピソードです。

宮城谷版の「三国志」は、正史寄りの作品で、後漢の初代皇帝・光武帝が在位していた時代から始まっていて、第1巻の P260 では、第8代皇帝・順帝即位の西暦125年です。

宮城谷版の「三国志」は、全12巻。
1日に 1冊のペースで読むのは大変なので、週に 2冊を目標に読書時間を設けることにします。

第151回芥川賞・直木賞 決定

第151回芥川賞・直木賞が、2014年7月17日に決定しました。

芥川龍之介賞に選ばれたのは、柴崎友香氏の「春の庭」(文學界6月号)。
直木三十五賞に選ばれたのは、黒川博行氏の「破門」(KADOKAWA)。

柴崎氏は候補4度目での受賞で、黒川氏は候補6度目での受賞。

芥川賞と直木賞。
数十年前には、それなりに権威のある賞だったと思われます。
現在でも、読書好きの人は強く意識しているかもしれません。

私は、芥川賞受賞作品では、第79回(1978年上半期)の高橋三千綱「九月の空」は読みましたが、それ以降の作品はスルーしました。

直木賞受賞作品では、第105回(1991年上半期)の宮城谷昌光「夏姫春秋」は読みましたが、それ以降の作品は読んでいません。

ちなみに、両賞の副賞は、各100万円。
一般的に言って、驚くほどの大金とはいえないと思いますが、ある程度、まとまった金額といえます。

私なら、受賞の名誉よりも副賞 100万円の方に「ありがたみ」を感じます。

岩崎夏海「もしドラ」

今日(2014年7月15日)の 14時過ぎ、自宅の寝室兼仕事部屋を片付けたところ、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(以下、もしドラ)の単行本が出てきました。

「もしドラ」は、岩崎夏海(いわさき なつみ)の小説で、公立高校の野球部のマネージャーを務めることになった女子高生が、経営学者のピーター・F・ドラッカーの著書「マネジメント」を参考に、野球部の組織改革に取り組み、甲子園を目指していく内容。

「もしドラ」は、2009年12月4日付けで発行された後、翌年秋には実売 100万部を突破するベストセラーとなりました。

また、小説「もしドラ」を原作とする同題のアニメ(全10話)が、2011年4月25日~同年5月6日に NHK総合で放送されましたし、2011年6月4日には実写映画も公開されました。
映画「もしドラ」では、当時 AKB48 にいた前田敦子が主人公を演じてました(映画初主演)。

私は、「もしドラ」の本を 2010年にネット書店で購入した後、読まずに放置していました。

部屋の片付けが一段落した後で読み始め、1時間余りで読み終えました。

この作品は、一般小説ということになると思いますが、文章は平易で、かなりラノベ寄りの印象。

面白かったですが、何度も繰り返して読みたいとまでは思いませんでした。

アニメ「もしドラ」の方は、3年前に録画後、鑑賞していません。

そろそろ鑑賞しようと思います。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

宮城谷昌光「侠骨記」

2014年7月3日の 14時過ぎから約3時間かけて、宮城谷昌光(敬称略)の「侠骨記」を読みました。

宮城谷昌光(みやぎだに まさみつ)は長編小説の多い作家ですが、「侠骨記」は作品集で、古代中国を舞台にした 4本の短めの小説が収録されています。

巻頭収録の小説「侠骨記」は、魯国の書生が当時の大国である斉の攻撃から魯を守る話。
管鮑の交わりで知られる管仲が悪役になっています。

2本目の「布衣の人」は、中国の神話伝説に出てくる 三皇五帝(さんこうごてい)と言う 8人の帝王の内の五帝の一人、俊(舜)の出世物語。

3本目の「甘棠の人」は、周の建国の功臣で王朝の全盛期を支えた召公が主人公の話。

4本目の「買われた宰相」は、秦の宰相となる百里奚とその親友・蹇叔の物語。
こちらでも管仲が悪役になっています。

十年以上前に読んだことのある本ですが、久しぶりに読んだせいか、新鮮で楽しめました。

4本の中では、「買われた宰相」が最も面白かったです。


侠骨記