「囲碁・将棋」カテゴリーアーカイブ

将棋、チェス、囲碁などのボードゲームに関する事柄。

佐藤天彦八段、名人位獲得

将棋の第74期名人戦七番勝負の第5局が 2016年5月30日と翌31日に行われ、31日の 18時44分、後手の佐藤天彦八段(28)が 100手で羽生善治名人(46)に勝ち、対戦成績 4勝1敗で名人位を獲得しました。
名人位が実力制になって以降、名人位に就くのは佐藤新名人で 13人目。
羽生前名人は名人位を失い、保持するタイトルは王座、王位、棋聖の 3つとなりました。

佐藤新名人は、今回の名人戦が 3度目のタイトル挑戦で初めてのタイトル獲得。
なお、A級に昇級して初めての順位戦で名人挑戦者となって名人位を奪取したのは、谷川浩司九段、羽生前名人に続き、史上 3人目。

大山康晴十五世名人が最後に名人位を失ったのは 1972年で、当時 49歳。
今回の佐藤新名人の誕生は世代交代を予感させますが、個人的には、すんなりと世代交代するよりも羽生前名人が巻き返す展開を期待しています。

将棋「電王戦」プロが初の勝ち越し

2015年4月11日(土)、将棋のプロ棋士とコンピューター将棋ソフトによる団体戦の 5番勝負「電王戦FINAL」の第5局が東京都渋谷区千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、先手の阿久津主税(ちから)八段が 21手で AWAKE(アウェイク)に勝ちました。
ソフトの弱点を付く勝利です。

第5局(最終局)を終えて、対戦成績は、プロの 3勝2敗。

過去の「電王戦」5番勝負では、プロが「1勝3敗1分」と「1勝4敗」の結果で、今回、プロが初めて 5番勝負で勝ち越しました。

今大会「電王戦FINAL」では、第1局と第2局でプロ棋士が勝ち、第3局と第4局でソフトが勝ち、第5局に双方の勝ち越しがかかっており、阿久津八段の勝利でプロ棋士が面目を保ちました。

ただ、現行の「電王戦」は、「対局の 4ヶ月前にプロ棋士にソフトが貸し出され、それ以降のプログラム変更は一切禁止」という、ソフトに不利なルールです。

プログラム変更ありの条件での戦いを見たかったです。

糸谷七段、竜王獲得

2014年12月4日(木)、将棋の第27期竜王戦七番勝負第5局で先手の糸谷哲郎(いとだに てつろう)七段(26)が 161手で森内俊之竜王(44)に勝ち、4勝1敗で竜王のタイトルを獲得しました。

森内九段は 3年5カ月ぶりに無冠となりました。

糸谷竜王(以下、敬称略)は、広島市出身で、森信雄七段門下。
2006年に四段昇段。
日本将棋連盟関西本部所属で、「関西若手四天王」の一人とされています。

竜王挑戦が決まったことで今年(2014年)9月に七段に昇段したばかりですが、初のタイトル獲得により八段に昇段しました。

糸谷竜王は、大阪大学大学院文学研究科に在籍し、哲学を研究する異色の棋士。
また、対局中に頻繁に離席し、歩きながら考える癖も特徴です。

ちなみに、竜王戦の優勝賞金は 4200万円だそうです。
所得税で 40%取られたとして、残り 2520万円。

2500万円程度では、一生を安楽に過ごすことはできません。
でも、田舎で質素に一人暮らしするなら、20年くらいは生きていけるかもしれません。

本因坊秀策 生誕 185 周年

Google日本語版のトッページに 2014年6月6日(金)、「本因坊秀策 生誕 185 周年」にちなんだロゴ画像が表示されてました。

本因坊秀策(ほんいんぼう しゅうさく)は、江戸時代の囲碁棋士で、、文政12年5月5日(1829年6月6日)に生まれ、文久2年8月10日(1862年9月3日)死去。
近代の囲碁の布石の基礎を築いた人物で、棋聖・碁聖と称され、囲碁史上最強の棋士とする説もあります。

秀策は、1848年(嘉永元年)に正式に第14世本因坊跡目となり、その後、嘉永2年(1849年)から文久元年(1861年)にかけて、徳川将軍の御前にて行われた対局である御城碁(おしろご)で 19連勝という記録を作りました。
この連勝記録が、秀策最強説の有力な根拠となっています。

なお、1999年から 2003年に雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載された囲碁漫画「ヒカルの碁」の作品中で、本因坊秀策の「耳赤の一局」が登場しています。


ヒカルの碁(1) [ ほったゆみ ]

将棋プログラムの開発記録について

自作のコンピュータ将棋プログラムの開発を 2014年3月24日(月)に再開して以降、本ブログに開発状況を記録してきましたが、内容が本ブログに似合わないので、今後は 将棋ゲームPC に開発状況を記録していくことにします。

今後、本ブログに自作のコンピュータ将棋プログラムについて書く場合、プログラミングの知識がない人にも分かりやすい内容のものとする予定です。

将棋の弱い思考処理を作成

2014年5月11日の夜、自作のコンピュータ将棋プログラムの思考処理部を修正し、実行ファイルを動かしてみました。

5月9日の時点では一手に指さずに反則負けでしたが、5月10日にコードを見直し、11日に入力した結果、一手で反則負けすることはなくなりました。

とりあえず、アルファ・ベータ法の関数(以下、AlphaBeta)が出来上がったといえます。

ただ、現時点でのプログラムは弱く、相手が飛車先の歩を突いてきても、角頭を守ることさえ出来ません。

また、飛車や角行などで遠距離から王手された場合に長考に入ってしまう問題があります。
AlphaBeta を組み込む前は問題なく動作していた部分なので、変数の初期化漏れの可能性が大きいと思っています。

今日(2014年5月12日)の昼過ぎにも動作確認を行った結果、相手の飛車が聞いている場所に王将が移動しようとして反則負けしてました。

今夜、ソースコードを読み直すつもりです。

将棋の思考処理、反則負け

コンピュータ将棋プログラムの思考処理部の作成を一昨日(2014年5月8日)に開始。
一昨日は数行のコードを入力しただけでしたが、昨日(5月9日)は数十行を追加し、一応、見かけ上はアルファ・ベータ法の関数(以下、AlphaBeta)が出来上がりました。
AlphaBetaは、処理中に自分自身を呼び出す構造です。

昨日のうちに実行ファイルを作り、動かしてみましたが、残念なことに、すぐに反則負け。

コードを見直してみたところ、引数の渡し方に問題がありました。

AlphaBeta の処理の最初の方で、指すことができる全ての「手」をリストアップするのですが、そのデータを呼び出し先で破壊してました。

上述の問題点を修正すれば、将棋を指すプログラムになるはずです。

今日(2014年5月10日)のうちに修正しようと思っています。

思考処理部、作成開始

昨日(2014年5月8日)、コンピュータ将棋プログラムの思考処理部の作成を開始しました。

まだ基本的に構想の段階で、コードは数行しか入力していません。

当面、反復深化は行わず、固定の深さでの探索を行う方針です。

強いプログラムにするためには、「手」を深く読む必要があります。

将棋の場合、指すことができる「手」は平均して約80 とされているので、4手先まで読む場合、80 の 4乗、つまり 4096万通りの局面を検討することになります。

合法的な「手」の数が 100 ある局面なら、100 の 4乗で、1億通り。

さらに深く読もうとすれば、計算量は爆発的に増えていき、一手指す毎に長考が必要となります。

そこで、有力な手を深く読むため、手の探索時に「枝刈り」する等、計算量を減らす工夫が必要です。

手始めに、単純なアルファ・ベータ法で暫定版の思考処理のコードを記述する予定です。

その後、暫定版のコードをベースに、より強くするための改造を行うつもりです。

将棋の駒割りベースの評価関数

コンピュータ将棋プログラムの思考処理部では基本的に、着手可能な「手」を指した後の局面を評価することによって、「手」の価値を決めます。

そこで、思考処理部の作成に先立ち、2014年5月7日の 22時頃、局面評価関数を作成しました。

現時点では評価基準が駒割り(駒の損得)だけなので、強いプログラムにはなりません。

5月8日から当面は思考処理部の作成に取り組み、後日、局面評価関数を作り直す予定です。

作り直しの際は、双方の王や大駒の位置を基に将棋盤の各マスの価値を決める等、将棋のアマ有段者レベルの局面評価が出来ることが目標です。

将棋の思考処理の構想

ここ数日、コンピュータ将棋プログラム(思考エンジン)の思考処理部の作成に向けて、構想を練っています。

将棋の強いプログラムを作る上で、思考処理の出来が最も重要な要素ですので、出来るだけ時間をかけたいところです。

思考処理で「手」を生成する方式としては、ルールで指すことが可能な全ての「手」を最初に生成し、その後、プログラムが最善と判断する手を選ぶのが一般的です。

また、局面の状態から有力な複数の「手」を見つけ出し、その中から最終的な指し手を決める方法も考えられます。

2014年5月6日(火)の 16時過ぎの時点で私は、基本的には全ての手を最初に生成してから最終的な指し手を選ぶ方針です。

最初は駒の損得だけを判断基準として、深さ 4~8程度の反復深化で「手」を決める処理を書くことにします。

もちろん、判断基準が駒の損得だけでは、初心者レベルの強さにしかならないでしょう。

今の所、局面に応じて適用可能な手筋をリストアップし、手筋っぽい手を優先的に検討する方向で強くしたいと考えています。

部分的にモンテカルロ法を採用する案もありますが、まだ決めていません。